糸島市 糸島市 修理 ランドローバー ディフェンダー スイベル修理 前半 GARAGE69

弊社在庫車のランドローバー・ディフェンダーtd5ですが、スイベルからのグリス漏れがありましたので修理していきます(垂れる程ではなく滲み程度ですが、お客様に安心して乗っていただけるよう小さな事でも修理します)。
構造上(ステアリングを左右に動かせばハブが球体のスイベルボールを軸に動く構造)通常使用や経年劣化等でどうしてもスイベルグリスが滲んだり漏れたりしてきてしまいます。こちらの車輛は、滲みといった感じです。
左右分のシール達です。部品点数事態は少ないですが、重要な部品達なんです。
ハブに突き刺さっているABSスピードセンサーを引っこ抜きます。この部品がなかなかシビアで、汚れていたりするとメーターパネルにABS/TCランプを点灯させて(ランプが点灯していたら車検通りません)ABSを作動させなくしたりします。この車両は、ランプの点灯等ありませんが清掃します。
ドライバーが操作するステアリングの動きをホイールに伝える為の繋ぎの部品です。こちらにもグリスが入っており、ブーツ(ゴム)が破れたりしているとグリスが出てきてしまいステアリング操作にガタツキ等支障が出ます。もちろんブーツが破れたりしていたら車検にも通りません。こちら車輛の物は破れていないですし動きも問題ないので今回は交換しません。サクッと外します。
スイベルハウジング部を引っこ抜くので邪魔になるブレーキキャリパーは外して、ブレーキホース等にダメージが無いように適当な位置にぶら下げておきます。
スイベルシール交換には、ハブアッセンブリーを外してシール交換をする方法とハブアッセンブリーを外さずにドライブシャフトごと外してシール交換をする方法がありますが、今回は後者の方法で作業します。ハブアッセンブリーとドライブシャフトを一体で外すと重量がかなりあるので大変なのですが、時短となりますし外す部品点数も減るので破損や手間を省ける為メリットが大きいと思います。ただ、ハブのセンターからデフオイルが出てきてしまっているような状態であれば、ハブを外しての作業になります。
重たいハブアッセンブリーとドライブシャフトを外して、外したタイヤホイールを土台にしてます。スタブアクスル側もシールの劣化があります(ここからオイルが漏れたりしているのは見た事ない気がしますね)。
スイベルシールをスイベルハウジングに固定しているプレートを外し(写真左)、今回交換したいスイベルシールを取り外します(写真中央)。スイベルシールからの漏れでの作業ですが、せっかくここまで部品を外しているのでドライブシャフトシール併せて交換したいので取り外します(写真右。ここのシールが悪いとスイベル内にデフオイルが侵入したり、デフ内にスイベルグリスが侵入したりしてしまいます。)。
新旧比較になります。写真上側の汚れている物が外したシールです(プレートも写っていますが)。写真下側が新品のシールです。この2つのシールが重要で、これを交換する為だけに重たい部品達を外しました。
ここまでが取り外しになりますので、次は逆手順で部品交換及び組付けを行います。
後半へ続く・・・
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